2009-01-13

2) リフォーム、どこに頼めばいいんだろう?

どの会社の担当者も「まずは現場を拝見して・・・」とのお申し出。更地に家を建てるのとは違って、現状を基に工事しなくちゃならないんだからそりゃ、そうだろうと納得はするもののお越しいただくためには、まず家の中を片づけなくちゃ、という情けない状況。

そ もそもリフォームすることに決めたのは設備の老朽化だけが理由ではないのです。引っ越しもせずにここに暮らして20年。昭和一桁生まれの母の教育がみごと に効を奏して「捨てられない症候群」に冒された私の住まいは物で溢れてすでに限界に達しており・・・リフォームを機会にスリム化を図ろうというのも大きな 狙い。

そんなところにお越しいただくなんて、できれば実際にお願いすることに決めてからにして欲しいんだけど・・・。というわけで「こちらから伺ってまずはお話を・・・」と第一ラウンドは先方に出向くことに決定。

そうしている間に、悲しいかな、我が家は『完全定価制』のプランにはほんの少しサイズが足りないことが判明。なぜかどこも『定価制』が適用されるのは専有面積が最低60m²からという条件があったのです。

『完 全定価制』のプランは三井のスタンダードが12万円から。(この「から」というのがなんか怪しい・・・。)住友はパッケージプランで105,000円と言 い切ってます。この金額x床面積の料金でリフォームが完成するということなんです。60m²から、と決まっているのは最低600万円以上の仕事じゃないと ねぇ、ってことなんでしょうか。ちなみに我が家は54m²。

どの会社も一番基本のコースで頼んでもそれなりにちゃんとした設備が揃うとは 思います。投資用のマンションを賃貸用にリフォームするのなら、たぶん、いや、きっと充分ではないかしら。でもね、いざ自分が住むとなると、ついつい 『せっかくだったら』の思いに負けて『贅沢は敵』のスローガンをひっこめてしまうものなのですよ。

あらら、話が飛んでしまいましたね。ま、とにもかくにもうちは『完全定価制』はあきらめるしかなかったわけで・・・。

まずは各社訪問の印象から。
東急はショールームが充実しています。私は有明のショールームにしか行きませんでしたが、マンションだったら渋谷のショールームがいいみたいです。三井は六本木のミッドタウンにかなりきどったショールームがあります。住友は新宿の住友三角ビルの中にきわめて控え目に。

パ ンフレットを請求した時点で、あるいはショールームに行った時点で担当者が決まると思ってください。これが『運命の相手』です。リフォームは(特に大手の 場合は)担当者が命です。相性の合う人と巡り会うかどうかが、思うようなリフォームが実現するかどうかの運命の分かれ道と言っても過言ではありません。

私 の場合、東急と三井はお話をしたのが女性(私からすると若いお嬢さん)、住友は男性でした。こんなこと書いちゃっていいのかな、とは思いますが、率直な感 想は東急は「ちょっと頼りない」、三井は「高飛車」、住友は「お愛想もないけど実直そう」。あ、参考にはなさらないでくださいね。あくまでも担当者についての個人的な印象 ですから。でもこれから長いおつきあいになるのですもの、第一印象とか直感は大事にしましょうね。

詳しい見積もりは現場を見てからでないと、と言いつつ、各社同じ条件(私の説明と現況の図面)で出してきた見積もりは東急と三井が同じくらい、住友がだいぶ低め、という結果でした。それでも『完全定価制』の金額に我が家の面積(54m²)を掛けた金額をかなり上回っていたのにはどーも納得がいかなかったけど・・・。

何を決め手とするかはそれぞれの事情によると思いますが、私の場合は「担当者の印象」と「第一段階で呈示された金額」・・・そして、みごと契約締結の栄冠を手にしたのは(ネット上での数々の悪評にもかかわらず)住友さ〜ん!だったのです。

1 件のコメント:

  1. はじめまして。
    住友の新築そっくりさんをご体験されたとタイトルをみて、大変興味深く思い、ブログを見させていただきました。

    各社の営業マンの第一印象がどれほど大切かと言うことを感じさせますね。
    家に関することは、とても大きな決断ですから本当に信用できる人であることがなにより大切なポイントだと感じました。

    新築そっくりさんだと、お安く済ませようと安い建材を使うということがあまり意味を為さないのですね。
    オーダーのリノベーションだと、今あるものを生かしながら予算の調整ができるので、よいのですが。

    北海道の会社ですが、こうしたリノベーションを提供しているところもあります。
    http://renoves.jp

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