どこに収納スペースを取るか決まったら、まずはそこに置くことになるもの---例えば引き出しタンスや収納用品、季節家電の箱など---のサイズを片っ端から測りましょう。スペースには限りがありますから、最大限に活かすための努力を惜しんではいけません。リフォーム前から持っていて新居でも使うことになっているものはもちろんですが、新しく購入するものもサイズを把握しましょう。
我が家の場合、場所を確保する必要があったのは、大きいものから挙げると、マニフレックスの三つ折りマットレス、4つあるスーツケース、今年は全然登場しなかった遠赤外線暖房機、夏の休暇時のために買った自動水やり機・・・そしてお雛様とクリスマス・デコレーション。ああ、既にため息・・・。
自分の持ち物をアタマに描き、図面を見つめながらああでもない、こうでもない、と何日過ごしたことか。
パイプの高さをどのくらいにするかは洋服を吊す下にも収納用品を置くか、それとも枕棚(押入で言えば天袋)を重視するかによっても違ってきます。
なんの時でもそうだったけど、来る日も来る日も収納のことを考えていると、「あー、もうなんでもいい!」と思っちゃいます。いけない、いけない!
幅の広いクロゼットは右半分を可動棚に、

左半分を上下2本のパイプ式にして貰うことに。
これも追加料金はなしです。
フツーにパイプ1本のクロゼットにするよりも
なんだか得した気分♪
(実は引き渡しの段階ではパイプが1本しかついていなかったのです。でもその時には私も含め誰一人も気づかず、この写真を見て「あ!」と気が付き、急遽追加して貰ったんです。油断大敵、というか、私もいい加減だなぁ、と反省。)
ウォークインクロゼットは出し入れに必要なスペースを忘れてはいけません。引き出しタンスをはめ込んでも開かなくちゃお話になりませんから。(実はこれは私がしそうになったこと。)

可動棚っていうのは左の写真みたいな感じです。幅によって支給される棚板の枚数が決まっています。欲しいだけ貰える、ってわけじゃないのが『定額制』の限界。
何はともあれ、理想に近い収納スペースを手に入れるためには、巻き尺片手に頑張るしかないということです。
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