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2009-02-25

20) 新居で最初にやったこと

リフォームが終わって新居に戻ってきてから早くも2週間以上が経ちました。とりあえず、ダンボールはウォークインクロゼットに押し込み、住める状態にはなっています。

引き出しタンスを2棹も処分してしまったツケが回ってきて、入るところのないものが浮上。結局、クロゼット用の引き出しやフィッツケースを次から次に注文してます。これまたパズルです。でも最近はネットでなんでも調べられるし、買えるからほんとに便利。アイリスプラザやテンマフィッツワールドがお気に入りに追加されました。

新しい家に戻って最初にしたこと、なんだと思います?それは「シールはがし」。法律で決まっているのかどうかわからないけど、実にあちこちに注意書きのシールが貼られているのです。さすがに『洋式便所の使い方』まではなかったけど・・・。

右の写真は換気扇のフードの中にあった巨大シール。

お風呂場、洗面所にも数限りなく。そのままにしておいた方がいいのかしら、と迷いましたが、ひざまづいてのぞきこむようなところに貼ってあったりするし、そもそも五十路の私にはメガネがなくちゃ読めないような細かい字のものがほとんど。




剥がしたシールは一応紙に貼って「使用説明書」のファイルに入れたけど、よく見たらどれも説明書の中にしっかりと書かれていることばかりです。

全部が全部、すんなり剥がれるわけではありません。シール剥がしのスプレーも買ってきたけど、人工大理石の浴槽には試すのも怖い・・・。もうちょっと考えて欲しいものです。

いまだにシーリング照明のシールは貼ったまま。なんだか一番剥がれにくそうな感じで。

気にならない方はいいですけど、気になる方は少しでも早く剥がした方がいいみたいですよ、時間が経つとどんどん剥がれにくくなるらしいので。

2009-02-22

19) トイレの人感センサースイッチ

住友くんのおススメで、トイレには人感センサースイッチがついてました。ついてました、ってのも無責任な発言ですかね。確かに見積書にはそうなっていたんですから。

これに限らず、いざ、そのものに向き合ってみないとピンと来ないことがいろいろあります。で、トイレのセンサースイッチ。ドアを開けると自動で照明がつきます。便利と言えば便利です。さわらなくっても済むから衛生的ともいうらしい。でも、今これをどうしようか、と迷っています。

玄関の人感センサースイッチは頼んであったにもかかわらず、最初は普通のスイッチがついていて、あとから取り換えて貰いました。これは単なる電気屋さんのうっかりミスでした。

玄関のセンサースイッチは大正解。荷物を抱えて帰って来た時、本当に便利です。逆にトイレには最初からバッチリとセンサー式のスイッチがついていたのですが、うーん、なんとなく要らないかなぁ、と・・・。

うちは洗面所がせまいので、そもそも住友くんはトイレと洗面所の境をなくすことを提案していたのです。でもなかなかそこまでは踏み切ることができず、折衷案として開けてもいられる引き戸をつけることに落ち着きました。せまい所には引き戸ってのもいいものです。「開け閉めの時、ガラガラってうるさくないのかしら?」なんて時代錯誤な質問をしてしまった私ですが、この頃の引き戸はとってもスムーズで、しかも最後の5センチくらいは自動で閉まるんです。引き戸は○です。

ただ、この引き戸を開けたままにしておくと洗面所のドアを開ける度にトイレの電気が点いてしまい・・・と言うわけでただ今検討中。

トイレにお金をかけるつもりはなかったので、一番基本的なのをお願いしたのですが、新しいトイレは用事が済むと自動的に水が流れます。(もしかしたら今のトイレってみんな、そうなのかもしれません。)入れば電気が勝手に点いて、終われば勝手に水が流れる・・・こんなトイレのあるうちに育った子供はこれが当たり前だと思うんでしょうね。こんな時代に子育てするのは大変です。

2009-02-14

17) 私(わたし)的発明工夫展!

ホスクリーンってご存知ですか?天井に差し込み口を設置しておいて、部屋干しする時にはそこにポールを取付けて物干し竿を通すという発明(?)品。最近じゃあ、東急ハンズにも売ってます。

部屋干し用の設備にはパナソニックの「ホシ姫サマ」もあるけれど、私はネーミングでまずめげました。「森のキノコの仲間たち」っていうパスタを注文するのがためらわれるのと同じ理由で「ホシ姫サマ」はパス・・・っていうか、これほどおおがかりなものはうちには合わないから、ですけど。お値段も高いし・・・。

で、ホスクリーン。付けてみました。うちは昔のマンションなので、ベランダ干しも可能なのですが、ちと高い階なので風の強い日にはどうしても室内干し。天井に邪魔ものが増えるのはなんだかなぁ、だったけど、どうせ火災報知器という無粋なものが存在しているので、この際いいか、と。

ネットで調べればすぐおわかりでしょうが、こんな感じのものです。つり革みたいな部分は着脱可能です。長さも3種類くらいあるはず。写真は一番短いものです。(あまりに短すぎて手が届かず、長いものに変えて貰いました。)これを二つつけてつり革の部分に物干し竿を通して使います。

ホスクリーンをつけてしまってから、ふと思いついて洗面所にフックを付けて貰うことにしました。お洗濯が終わった時、私はその場でハンガーや小物干しに吊すんですよね。バスケットに入れてベランダに移動してから干す人もいらっしゃるでしょうけど。(乾燥機をお使いの方はここ、飛ばしてくださいまし。)で、その小物干しを吊すところが要るわけですよ。ホスクリーンは2本セットじゃなくちゃ買えないし・・・。そこでドイトで見つけたのが船舶用のフック。1200円くらいだったかな。ちょっとぼけちゃいましたけどわかります?こんな感じ。


長めのビスで留めて貰ったら、あら、結構いいじゃないですか。

天井が高いのでS字フックも使います。


はいはい、こういうことです。
なーんだ、ホスクリーンじゃなくてもこれを二つつければよかったかもしれない、こっちの方が安いし、めだたないし、と思ってもあとの祭でしたが・・・。

湿ったお洗濯物はかなり重くなるので、下地が入っていることを確認して、長めのビスを使ってくださいね。完成前に金具を持ち込んで現場の大工さんに付けて貰うのがベストです。

2009-02-13

16) 収納という名のパズル

『新築そっくりさん』では収納の内部の造作は(特殊なものは無理かもしれませんが)基本料金の中で作って貰えます。棚にするか、パイプ式のクロゼットにするか、いくつか基本パターンが決まっていてそこから選ぶようになっています。敢えて「内部の」と書いたのは扉は含まれていない、という意味です。

どこに収納スペースを取るか決まったら、まずはそこに置くことになるもの---例えば引き出しタンスや収納用品、季節家電の箱など---のサイズを片っ端から測りましょう。スペースには限りがありますから、最大限に活かすための努力を惜しんではいけません。リフォーム前から持っていて新居でも使うことになっているものはもちろんですが、新しく購入するものもサイズを把握しましょう。

我が家の場合、場所を確保する必要があったのは、大きいものから挙げると、マニフレックスの三つ折りマットレス、4つあるスーツケース、今年は全然登場しなかった遠赤外線暖房機、夏の休暇時のために買った自動水やり機・・・そしてお雛様とクリスマス・デコレーション。ああ、既にため息・・・。

自分の持ち物をアタマに描き、図面を見つめながらああでもない、こうでもない、と何日過ごしたことか。

パイプの高さをどのくらいにするかは洋服を吊す下にも収納用品を置くか、それとも枕棚(押入で言えば天袋)を重視するかによっても違ってきます。

なんの時でもそうだったけど、来る日も来る日も収納のことを考えていると、「あー、もうなんでもいい!」と思っちゃいます。いけない、いけない!

幅の広いクロゼットは右半分を可動棚に、
左半分を上下2本のパイプ式にして貰うことに。
これも追加料金はなしです。
フツーにパイプ1本のクロゼットにするよりも
なんだか得した気分♪

(実は引き渡しの段階ではパイプが1本しかついていなかったのです。でもその時には私も含め誰一人も気づかず、この写真を見て「あ!」と気が付き、急遽追加して貰ったんです。油断大敵、というか、私もいい加減だなぁ、と反省。)

ウォークインクロゼットは出し入れに必要なスペースを忘れてはいけません。引き出しタンスをはめ込んでも開かなくちゃお話になりませんから。(実はこれは私がしそうになったこと。)

住友くんのアイデアでちょっとした隙間にも奥行き25センチくらいの可動棚を設置して貰うことができました。奥行きはなくても天井までの高さがあるので、ありがたい収納力です。しつこいようですが、追加料金なし、だし。

可動棚っていうのは左の写真みたいな感じです。幅によって支給される棚板の枚数が決まっています。欲しいだけ貰える、ってわけじゃないのが『定額制』の限界。

何はともあれ、理想に近い収納スペースを手に入れるためには、巻き尺片手に頑張るしかないということです。

2009-02-12

15) とりあえず完成!

気が付けば一週間のご無沙汰でした。
その間にたくさんの方にアクセスしていただいたようで、
ありがとうございます。m(_ _)m
インフルエンザで寝込んでいたわけではありません。

2ヶ月にわたるリフォームがついに終わり、生まれ変わった我が家に戻って来ました。パソコンからの誘惑と戦いながらブログ更新は封印し、なんとか「悪夢再び」の引っ越しも完了しました。

みごとに『新築そっくりさん』です!「塗装はしてませんから匂いはないはずですよ」と住友くんは言ったけど、私の鼻には新築の匂いがします。なんだか嬉しい匂いです(^_^)。


ちょっとだけお見せしちゃいますね。
狭小住宅であることにはかわりはないけれど、すっかりきれいになりました。

まだまだお伝えしたいことがあるので、ブログはこれからも続きます。





もし何かご質問があれば、お気軽にコメントしてください。
コメントへのお返事がうまくできないのですが、本文の中でお答えしていくつもりです。






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現実はこんな感じ・・・。

2009-02-03

14) 十人十色のタオル事情

これまで使っていたタオル掛けのバー。
長年使っていたわりには変色もしてないし、捨てるには惜しい、ということで取り外して保管し、新居でも使うことに。

「取付の高さ、具体的に指示してください。」と住友くんに言われたのはずっと前。
他にもトイレに付けて貰う棚の高さ、キッチンの可動棚の扉の長さ、そして前にも書いたコンセントの場所・・・結構細かいところまで決めなくちゃいけないんだ、と思いきや、蓋を開けてみたら照明のスイッチはなんの相談もなく、思わぬところについてたりして。あ、そう言えばドアフォン(って言うんですかね、お玄関のインターフォン)の高さも聞かれなかった。

完璧を求めるのなら自分でありとあらゆるものをリスト・アップしていった方がよさそうです。照明のスイッチ、部屋の中につけるか、外につけるか、みたいなことも個人の好みがありますからね。ま、後になって気づくことばかり、というのが正直なところです。

タオル掛けって言えば、今回、おもしろかったこと。使ったタオルをどうするか、ってものすごく個人差っていうか家庭によって違いがあるってわかったんです。

お風呂で使ったタオル、湯上がりに使ったバスタオル、みんな、どうしてるんだろう、と調べてみたんです。私には「どこに干すか」が問題だったから。そしたらなんと!一度使ったらお洗濯、というおうちが結構あるんです。だから干すところは要らないらしい。嘘だと思ったら「タオルどこに干す」で検索してみてください。

私は一度では洗いません。使ったらどうしても湿るからとりあえず干して、まあ、次の日ってこともあるし、その次の日になることもあるけど、ほかのお洗濯ものの様子を見ながら洗濯機に入れます。だからやっぱり「干すところは必要」派。濡れたタオルや湿ったバスタオルを洗濯機に放り込んで一晩そのまま置くのはいやだもの。(うちは夜はお洗濯しないので。)

我が家の場合は結局、洗面所(兼脱衣所)の壁にタオル掛け2本、浴室のドアの外側にバスマット用として1本設置。バスタオルはベランダの物干しに干すことにします。(これまでは洗面所で突っ張りポールを使ってましたが、リフォーム後は突っ張りポールは全廃の方針。)

たかがタオル、されどタオル。何事に関してもそうですが、リフォームする時はシミュレーションを重ねて、自分の使いやすいおうちにしましょうね。

             
(壁に「ニッチ」と呼ばれるくぼみを作って、非常ベルとインターフォンを設置。携帯の充電場所にもしたいと思ったので左側にコンセントも付けて貰いました。)

2009-02-01

13) 照明・・・意匠性か実用性か

いよいよ照明のお話です。
一番反省しているのはLDKの照明に関して「完全お任せ」にしてしまったこと。

理由は簡単。「ちょっとおしゃれな照明」に心くすぐられたからです。
これまで間接照明とは縁遠い生活をしてきた私。
もし住友くんのアドバイスがなければ、たぶんポンポンポーンと各スペースの真ん中辺にシーリングをつけてはい、おしまい、だったでしょう。

間取りが決まった時点でLDKの照明として住友くんから出てきたアイデアが「コーブ照明」と「ダウンライト」。
コーブ照明ってなんだかよくわからないけど、ま、いいか。
ダウンライトって、どうしても薄暗いバーの照明ってイメージだったけど、最近のは明るいらしいし。

ただ、だんだん年を取ってきたので明るさは必要、とそれだけお願いしました。
「大丈夫、明るさは充分ですよ。」と住友くん。
これまでたくさん手がけてきた専門家がそう言うんだもの、じゃあ、それでお願いします、ということになりました。

明るさについての感覚は個人差があることを、この時点では忘れてました。というより、思いがいたりませんでした。

年を取ってくると薄暗いのは辛いです。新聞も読めません。
これは経験してみないとたぶんわからないと思います。

たまたま仮住まいの照明がダウンライトだったのが不幸中の幸い(!?)。
ああ、こりゃいかん、無理だわ、と気づいたのです。

青白い蛍光灯を明々と灯すのは全然素敵じゃない、というのは私も同感です。若い時にはメインの照明に蛍光灯を使うのがいやで、照明器具を取り替えたこともありました。でも今は、悲しいかな、大事なのは意匠性より実用性。

住友くんとのすれ違いは明かりの色について確認していなかったことも原因でした。「電球色」を希望するか否かで、かなり照明についての好みがわかってもらえるような気がします。

結論から言うと、ダウンライトとコーブ照明という形はそのまま。少しでも明るさを確保するためにダウンライトを昼光色の蛍光灯のものに変更。暮らしてみてどうしても暗い、となった時にはシーリングを追加できるようにローゼットだけ設置しておく、ということになりました。

照明って、できてみるまで明るさがわからないだけに難問です。

全体を煌々とを照らすような照明が欲しいのか、少し抑えめの明かりでムードを重視するのか、時間をかけて相談すべき重要事項だったのに、おろそかにしてしまった自分を反省・・・。

皆様はぜひ、たっぷりと時間をかけて検討なさることをオススメします。


(我が家の照明・・・暮らしてみないと最終的な評価はできませんが、とりあえず80点くらいです。昼間の写真なのでよくわからないでしょうが、ご参考までに。)

2009-01-30

12) リフォームの時期

話はどんどん照明から遠ざかっていきますが、リフォームの時期について私が経験から学んだことをいくつか。もしも選べるのであれば、という前提ですが・・・。

【工事期間はお正月やお盆休みをまたがないようにする】
大工さんや職人さんたちのお休みの時期が入ると、それだけ工期が長くなり、仮住まいの家賃がその分余計にかかります。

【年末や年度末の完成、というスケジュールは避ける】
新しい年や4月のスタートの時期を前に完成させたいと思うのは誰しも同じで、ということはこの時期は大工さんたちも大忙し、となるからです。忙しいから仕事がいい加減になる、とは誰も認めないでしょうけど。

【できれば引っ越しの繁忙期は避ける】
往復の引っ越しが必要ですからね。費用を少しでも安く抑えるためには引っ越し業者がひまな時期を選ぶことです。費用は同じ業者でも時期によって、あるいは曜日によってもかなり差があるようです。万単位で違ってきます。

【工事期間が無駄に月を超えないようにする】
これはちょっと細かいことですが、仮住まいのインターネット、プロバイダや電話の料金が月単位で請求される場合、例えば2日にお引っ越し、となると一月分丸々請求されてとっても損した気分になるからです。
日割りで請求、というところばかりであれば関係ありません。

我が家の場合は、仕事の関係でしかたなかったのですが、工事は11月末に始まり、年末をまたぐことに。
仮住まいの制約があり、引っ越しは週末に限定され割高に。
月初めに元の住まいに戻ることになったので、月単位で請求されるという電話代とかプロバイダー料金、なんだか損した感じ。

リフォームって、考えなくちゃいけないこと、たくさんあります。
予算が潤沢にあれば苦労しなくていいのかもしれませんが・・・。

(下は完成間近の我が家。照明もクロゼットのドアも付きました。
クロゼット左半分は上下2本のパイプを設置。右半分は可動棚になります。
左奥、茶色の部分が一面だけ色を変えてみたアクセント・ウォールです。)